2023WINTER
サイズ：フリー
素材：ポリエステル100％
別地：ポリエステル100％

■洗濯方法：ドライクリーニング
■サイズ：画像内記載
※商品によって若干の誤差が生じる場合があります


【デザインの特徴：デザイナー　奥村展子】
２万円代でアウターが出来ました。フェイクムートン素材でとても暖かいアウターですが、今回のこのジャケットはコストパフォーマンスが魅力に感じます。身頃の生地を大きく取り、背中が浮く様にパターンを作りました。背中の浮きと広がり、身幅の大きさが、ウエストを華奢に見せる視覚効果抜群です。身頃が大きいので、グラマラスな体型の方にも安心して着用が可能。着丈はやや短めで、スカートスタイルとの相性がとても良いと思います。着丈の短さもあって、今回シルエットが非常によく仕上がっているので、大変気に入りました。ぜひお勧めしたいと思い、追加予約をとる事にしました。展示会でもバイヤーに大変人気でした。リバーシブルで作ってはいませんが、リバーシブルにして着用してもOKになっています。裏側は尚一層、ムートン感が出ています。襟ぐり、袖口は汚れやすい場所ですが、袖にあたる部分は裏側のスエード調の裏地面ではなく、両面ムートンにしていて汚れが目立ちにくくしています。また目立ちやすい箇所の毛の裁断面はパイピングの処理をしているので、裁断部分の粗がなく綺麗に縫製をしています。（最初のうちは、裁断のムートンの粉が出る場合もありますが、暫くするとなくなります。）ポケットは表面に２つ。こちらはラパン（ラビット）風のフェイクファーを付けていて、毛皮に変化を付けてみました。写真では少しわかりにくいですが、その素材の変化がとても気に入っています。フェイクムートンは、素材が色々とあり、良質に見えるものと、そうではないものの差が非常に激しいのですが、今回使っている素材はリアル感があり、私は見劣りしない素材を選んでいるつもりです。表面はリアル感が高い、ですが、非常に軽くて暖かいのが特徴です。本物のムートンはカッコいいけど重いし、フェイクムートンは苦手だという方にも見栄えのする出来なのでチャレンジしてもらいたいアイテムです。ブラックが着用頻度が高くなると思うので、お勧めです。私はホワイトを購入予定。汚れも目立たない作りにしていますのでホワイトにチャレンジしてボトムはフェザースカートと合わせたり、ホワイトコーディネートで着てみたいと思っています。とても使える（と思う）自信作です。

※ブランドタグは簡単に取り外せるようになっております

■NO.25 THOMAS MAGPIE コンセプト■
今回はスポーツをテーマの1つに入れてラインナップを組んでます。ジャージ素材をマグパイ流にアレンジメントし、スポーツと大人のデイリーウエアに挑戦してみました。
また、蓄熱中綿のチャイナジャケット、新型のスウェット、そして好きな世界観であるガーリーウエア、たっぷりとした生地でバレリーナマキシスカートを作りました。
ニットはデイリーに活躍しそうな物と、これまでに作った事のない編地の研究など、チャレンジングなデザインを増やしています。
新しいものへの挑戦は難しいと思いますが、その新しさを大切にしてデザインを考えています。

THOMAS MAGPIE
DESIGNER　奥村展子